どうもこんにちは!実はソムリエ勉強中のつだです。
2017年度の試験に失敗し働き方を改善模索し2018年は稼ぐ力をつけ2019年にソムリエリベンジを目論んでおります。
あきらめてませんよ!
当時勉強していながら強く思ったのが「地理」が苦手すぎて頭に入ってこなさすぎる問題!
日本パートからすでに地理への苦手度が先に来てしまって結果克服できずに落ちてしまったのでした。日本ですらわからないんだから世界なんて超無理め。
とは言ってられませんし、せっかく日本を一周するのだから貪欲にワインの聖地巡礼もやってみよ!
実際に訪れて記憶に刻もう作戦です。 ということでまず日本のワインからさらっとおさらいです。
ソムリエ試験的解説ではなく山梨特化でお伝えします。
コンテンツ
日本ワインの生産地(2017ソムリエ教本資料から)
順位(2016.3) | 生産地 | ワイナリー件数 |
1 | 山梨 | 77 |
2 | 長野 | 32 |
3 | 北海道 | 28 最北緯度44度 |
4 | 山形 | 12 |
5 | 新潟 | 9 |
6 | 大阪 | 6 |
合計 | (他117) 261者 280場 最南(鹿児島)緯度31度 |
日本のブドウからワインを作っているワイナリーのみカウント
山梨県については山梨県ワイン酒造組合の組合員数を参照
2017年度ソムリエ教本P48
実は山梨が一位なんですね!試験的には日本の数値は頭に入れておいた方が良しとされていました。2016年度のソムリエ教本から(田崎真也さんがソムリエ協会の会長になってからの変更点)生産地目次の一番最初に日本が載るようになり、(以前はフランスでしたが)2017年度からかなり日本のパートを掘り下げる傾向となりました。田崎真也オフィシャルサイト
日本ワインの歴史云々から日本酒まで例年以上の設問となった記憶です。ソムリエ目指すみなさん。日本はしっかり抑えていきましょうね!今年の受験者のみなさまがんばってください!!!!あと少しですね。努力が実ることを陰ながら応援いたします!
日本ワインの歴史
718年 | 修行僧「行基」大善寺説 |
1874年 | 山田宥教、詫間憲久 山梨甲州にて「甲州種」から日本で最初のワイン醸造 |
1877年 | 勝沼に民間初のワイナリー「メルシャン」 b787fa |
1920年 | 新潟の川上善兵衛 マスカット・ベーリーA、ブラック・クイーン |
1960~1970年 | 高度経済成長 ・東京オリンピック ・大阪万博 ワイン消費拡大 |
1975年 | ワイン消費量が甘味果実酒の生産量を上回る |
1980年 | ヴィテス・ヴィニフェラ種の本格的な栽培が始まる |
2000年以降 | 自分で育てたブドウからワインを作る生産者が長野、北海道を中心に活発化 |
2002年 | 長野で原産地呼称管理制度 2003~ |
2010年 | 山梨甲州 甲州市原産地呼称ワイン認証制度 |
2013年 | 国税庁「山梨」地理的表示制度におけるぶどう酒の産地として初めて指定 |
日本ワイン用ブドウ生産量
1 | 甲州 |
2 | マスカット・ベーリーA |
3 | ナイアガラ |
4 | コンコード |
5 | デラウエア |
6 | メルロ |
テイスティングでピノ・ノワールと間違えた「マスカット・ベーリーA」色調がとっても似てたんですが味は絶対に違いわかりますよね!色調だけでピノ・ノワールと疑わなかった私。素直すぎー!ではなく。(自戒)
ちなみに最近まで「ベリーA」だと思ってました。「ベーリーA」ですね。そりゃ落ちるわっていう。
日本生産量第一位の「甲州」
やや薄い藤色色の甲州ブドウは、日本の在来品種
生色用も兼ねているが、ワインに仕込まれている量はもっとも多い。言い換えれば、甲州ワインは日本人にとって最も馴染み深いワインである。また、山梨において日本で初めて本格的にワインが生産されたのもこの甲州ブドウからだった。
2017年度ソムリエ教本P57
ちなみに甲州は白ワイン用のブドウ品種です!なのに紫色なんですね!とっても特徴的で覚えやすい!
甲州市
甲州種が伝わったとされる2つの説
甲州ブドウの来歴については確かな記録が残っていない。一般的に史実として知られているのが「雨宮勘解由(あめみやかげゆ)説」と「大善寺説」
雨宮勘解由説 | 1186年 (文治2年) |
甲斐国、八代郡祝村 (現在の甲州市勝沼町)の住人、雨宮勘解由が付近の山である「城の平」において山ブドウの変生種を見つけてこれを苦心改良して現在の甲州ブドウの元を作ったという説 |
大善寺説 | 718年 (天正天皇養老2年) |
僧の行基が西方よりやってきて、甲斐国内をあちこち回った末に柏尾に至り、川岸にそびえ立つ大きな岩石の上で21日間正座して祈願を続けたところ、21日目に、右手にブドウを持った薬師如来が霊夢となって岩の上に現れた。 行基はこの霊夢に従い、薬師如来の姿を刻みこの地に大善寺を建てた行基はブドウの種を日川流域の原野に撒き、甲州ブドウの栽培方法を教えたと伝わっている。 |
なんかすごいですよね。夢ありません?
行基の大善寺説であってほしいと願い今回初めて大善寺を訪れてみようと思ったんです。
(やっと大善寺出て来ましたね!おまたせしました。)
薬師如来像 ソムリエ教本より
本尊は修復前の形姿では、薬師如来はブドウを持っていなかったが、現在はブドウを左手に乗せた状態でまつられている。なおこの薬師如来像は平安時代に作られたと思われており国重要文化財に指定されている。
※薬師如来及両脇侍像は秘仏のため拝観できません。
(次回御開帳は平成30年10月1日~14日)大善寺サイト
大善寺、ワクワクが止まりません!
大善寺
車 | 中央自動車道勝沼ICより 国道20号を東京方面へ 2分 |
電車 | JR中央線勝沼ぶどう郷駅下車 タクシーで 5分 |
駐車場 | 普通車 40台 ,観光バス 3台 |
駐車場は40台も完備されているようですがガッキーが出演したドラマ「逃げるは恥だが役に立つ」効果で混み合ってるかもしれません。
ちなみに第3話が大善寺パートらしいです。私テレビ持ってないのでわかりませんが笑
大善寺 住職 井上哲秀
〒409-1316 山梨県甲州市勝沼町勝沼3559
TEL 0553-44-0027
FAX 0553-44-3153
E-Mail daizenji@katsunuma.ne.jp
大善寺 拝観料等
■拝観料
大人:500円
小・中・高校生:300 円
他団体割引もあるそうです。詳しくはお問い合わせください。
■拝観と一緒に飲み物セットもあるよ!
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■拝観時間
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宿泊もできる大善寺
宿泊料金: 料金は1室利用、1名様の基本料金です。 | |||
■大人料金 | (全て税別) | ||
1名様 500円増 |
2名様 200円増 |
3名様以上 | |
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1泊2食付 | 6,480円 | 6,180円 | 5,980円 |
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1泊朝食付 | 5,200円 | 4,900円 | 4,700円 |
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1泊夕食付 | 5,980円 | 5,680円 | 5,480円 |
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1泊素泊まり | 4,700円 | 4,400円 | 4,200円 |
ワインセットで参拝し宿泊してみるなんていうのもすごい楽しそう!
宿泊するのなら甲州飲み比べセットを持参しじっくり堪能してみたいものです。
夢に薬師如来とか出て来てくれたらどうしようとまた夢が広がってしまいますね!
50名様まで対応可能とのこと。こちらも詳しくはお問い合わせください。
お問い合わせ先
御朱印もあるよ
オリジナルの御朱印帳もあるのかな?楽しみすぎる。
まとめ
いかがだったでしょうか?日本ワインの甲州種発祥とされる大善寺をソムリエ試験対策も兼ねて復習してみました!
実際現地へ赴き参拝させていただいたら絶対忘れないですよね!
次の試験に出ますように!これで1得点GET!
ソムリエ試験対策をされている皆さまお疲れ様です。現在6/30試験まで2ヶ月弱ですね。
今までの試験勉強努力は絶対無駄になりません!(と落ちた私が言っても説得力がないのですが)今が一番辛い時だと思います。全ての時間をソムリエ試験に割いている辛さ。よくわかります!でも諦めずにがんばってください!こんなサイトまで来てしまう勉強熱心な貴方なら絶対合格です!全力で応援してます!!!!!今年の私の分までがんばってください!笑